2008年02月05日

人工股関節手術に至った理由

今回、人工股関節の手術を受けるに至った理由です。
現在、股関節に不具合がある方は参考にして下さい。

高校の頃、友達が、お前の歩き方が少し変だと言われたのが始めと思います。
高校の頃は、冬に成ると毎週、丹沢の尾根歩きをしていた程ですが。(夏は蛇が出るので行きませんでした)

社会人に成り、会社の旅行で山梨県の石和温泉に行って、夜に按摩さんにマッサージをしてもらったところ、この按摩さんが理由も述べず「あんた将来歩けなくなるよ」と、のたまわってくれました。
何を言っているのか、気にも留めませんでしたが、
それから数年後にはそこそこの距離を歩くと左脚が痛く成り始めました。

医者以外のところには色々行きましたが、どこも適当なことを言うばかり、
歩いて左脚の筋肉を付ければ良くなるとか・・・・・。
ところが、私の様な変形性股関節性の人間には、血液の流れも悪く、歩く際に悪い方をかばって右足で歩く比重が高く、左脚には筋肉が発達しにくい様です。

10数年前に会社の同僚に紹介された、鍼灸師に4回の治療で痛みは取れました。

しかし、5年ほど前に再度痛み出し、同じ鍼灸師に施術してもらうも全然回復せず。
鍼灸師が年をとって腕が鈍ったかと思い、金も掛かるので治療を止める。

そのころ知り合った人に、そのレベルなら身体障害者の扱いになるのではと言われ、市役所(蕨市)に相談したところ、市立病院に認定医が居る事を教えてもらい、初めて整形外科での診察を受ける。
(当時は身障者の意味も理解せず、認定されれば駐車禁止除外扱いと成り、仕事は車で行けて駐車違反にならないというレベルのものでした)
診察の結果、身体障害者7級というもので、身障者手帳もないので全く自分にとっては意味が無くキャンセルしました。それが平成18年2月頃と記憶しています。

只、脚は常に痛いので痛み止めの薬を処方してもらう為に病院へは通いましたが。

その後、自宅近所の鍼灸師にもかかりましたが、10数回の施術にも変化無く

再度、市立病院で身障者の認定をお願いし、下肢5級の認定を受ける。(平成19年8月)
されど、世の中が変わり丁度この頃から下肢5級では駐車禁止除外車両の認定を受けられず。

されど、寝ている時以外は常に痛し。医師に何とかしてくれーと言ったら「手術をすれば痛みは取れる」「なんだったら大学病院へ紹介状を書くよ」と言われる。(平成19年9月頃)

成り行きで、紹介状とレントゲン・MRIの写真を持って東京医大整形外科の山本謙吾教授のもとを訪ねる。
教授曰く「1ヶ月入院して人工股関節にすれば痛みはとれる」。11月の手術を1月に変更して頂き、成り行きで手術を行う。

近所の鍼灸師は身体にメスを入れることには反対したが、私はあまり東洋医学を信じないし、前出の写真の股関節の状態からして手術以外で直せるとは思いもしなかったので、成り行きに任せる。(鍼灸師は写真を見ていない)

インターネットで検索すると「私どもの病院では最新の何とか法で手術を行うので、傷口は8センチ程度です」と言うのが多々有りましたが、私はいい年のオッサンですから、何センチ切られようが気にもしませんでした。東京医大整形外科のホームページにも何とか法で行うとも行わないとも書いてありませんでした。
結果的にはなんとか法で行い、写真のごとく8センチ程度でしたが。
せいぜい、設備の整った大病院ですし、手術例も多々あることは確認しましたが。
後は、医師を信じて任せる以外にないでしょう。

この手術って結構大変な様です。完全滅菌の手術室で行うようです(私は麻酔にかかっていましたので)。宇宙服みたいなのを着て、心臓手術より大掛かりみたい。


てな事で疲れたので今日はここまで。
オマケにタバコを吸える場所をお教えしましょう。

  街灯の下がヒルトンの丘(灰皿有り)         雨の日はこのカメラがある付近            但し、階段があるので歩ける方用          行けば解るが雨がかからない(本当はダメ)
 

     汚いお尻ですが


{蛇足}
人工股関節の耐用年数は10数年と言われているようですが、手術前の医師からの説明では10年程度の方も居れば、30年もっている方も居るそうです。30年もっている方は30年前の技術でこさえた人工関節です。50代で手術を行えば、年齢的にも肉体的に無理をする可能性は低く、一生もつと思うし、もって欲しいと思う今日この頃です。
因みに、市立病院の整形外科部長は東京医大の医局の先生です。
そのせいかどうかは解りませんが、私の執刀医は手術好きらしい山本教授だったそうです。





  


Posted by eityann at 16:54Comments(0)